
30代からの美肌づくりは、
コラーゲン工場の立て直しから。
石垣島のマングローブが育む次世代オイル成分に注目
「話題のサプリや高い美容液を試しているのに、なんだか肌の満足感が物足りなくなってきた……」。30歳を超えると、そんなお悩みが増えてきませんか?
年齢を重ねるにつれて感じる、肌のハリ不足やどんよりとしたくすみ。実はそれ、美肌に必要な材料不足ではなく、美肌づくりの工場自体の働きが低下していることが原因かもしれません。
そんな加齢により機能の低下した美肌づくりの工場を立て直す、革新的な力が近年明らかになったのが、石垣島に眠る神秘の微細藻類「オーランチオキトリウム」。
パイオニアである株式会社シー・アクトで生物活性物質研究所に所属する農学博士・石川英明さんに、世界の研究者たちも注目するその機能と、大人の肌を根本から立て直すメカニズムについてうかがいました。
この記事を読んでわかること
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健康&美容で注目の微細藻類オーランチオキトリウムとは?
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「奇数脂肪酸」は次世代の必須脂肪酸候補
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ペンタデカン酸が「糖化」を予防
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30代からの美肌づくりは、細胞の工場の立て直しから
健康&美容で注目の微細藻類オーランチオキトリウムとは?

Q. 微細藻類「オーランチオキトリウム」について教えてください。
「オーランチオキトリウム」は、石垣島などのマングローブの汽水域などで採取される微細藻類(目に見えないほど小さな藻の仲間)です。
実はもともと、東日本大震災の復興プロジェクトの中で「藻類からガソリンに代わるオイルを作ろう」という研究から注目された経緯があります。その研究の中で、この藻がものすごい量の質の良いオイルを藻体内に蓄える能力を持っていることが分かってきたんですね。
みなさん、サラサラ成分として有名な「DHA」や「EPA」はご存知ですよね。オーランチオキトリウムはそれらを豊富に産生するだけでなく、「奇数脂肪酸」という非常に特別な成分を含んでいることが判明したんです。
「奇数脂肪酸」は次世代の必須脂肪酸候補

Q. DHAやEPAは知っていますが、「奇数脂肪酸」は初めて耳にしました。私たちにとってどんな存在なのでしょうか?
食物連鎖のピラミッドを辿ると、微細藻類を小さなオキアミが食べ、それを魚が食べ、最終的に私たちが魚など介して微細藻類を摂取しているので、奇数脂肪酸も意識せず昔から少しずつ摂ってきた成分。牛などの反芻動物が生産する奇数脂肪酸を、乳製品から摂取することもできます。
奇数脂肪酸はビタミンのように「摂らないとすぐ影響が出る」という激しい欠乏症は出ませんが、不足すると肌のターンオーバーや体重・体形維持にも関わる体の代謝が滞ったり、メタボや糖尿病といった生活習慣病などのリスクが高まることが分かってきたため、「次世代の必須脂肪酸候補」として提案されるほど世界中で注目を集め始めているんです。

石垣島で採取したオーランチオキトリウムから抽出した「オーランチオキトリウム精製オイル」は、奇数脂肪酸であるペンタデカン酸、そしてDHAが合わせて70%弱ほど含まれ、奇数脂肪酸の不足を効率的に補うことが可能です。
近年中高齢者を中心に奇数脂肪酸[MT2.1]を含む食品の摂取量は減少傾向にあり、健康を維持するのに望ましい摂取量を摂れていないという指摘もあります。バランスの良い食事の継続が難しい若い世代も含めて、幅広い世代の方に、日常的に奇数脂肪酸の補給が推奨されます。
奇数脂肪酸(C15・ペンタデカン酸)
● 脂肪酸は重要な栄養素のひとつである脂質(油や脂肪)を構成する基本単位で、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)の3種類の原子で構成されている
● 一般的に私たちが食事で摂る脂肪酸の多くは、炭素数が偶数の「偶数脂肪酸」。一方、炭素数が奇数の「奇数脂肪酸(C15・ペンタデカン酸)」は、自然界では乳製品や特定の微細藻類などにしか含まれない極めて希少な成分
● 近年の研究で、メタボや糖尿病といった生活習慣病のリスクを抑える効果が期待できることが判明
ペンタデカン酸が「糖化」を予防

Q. オーランチオキトリウム精製オイルは、肌にも画期的な影響があるそうですね。
大人世代の肌の弾力低下やくすみの大きな原因のひとつに「糖化」があります。体内に余分な糖が溜まりタンパク質が結びつくと「AGEs(最終糖化産物)」という物質ができ、コラーゲンが硬くなって肌のハリが失われたり、黄色くくすんだりしてしまうんですね。
私たちの研究で、ペンタデカン酸を与えると、細胞がスムーズに糖を取り込んで代謝することが分かってきました。炭素数が1つ違うだけのC14やC16といった他の脂肪酸ではこの現象は起きず、奇数脂肪酸であるC15(ペンタデカン酸)だけが顕著な糖取り込み反応を示したんです。また、オーランチオキトリウム精製オイルを用いたヒト試験においては、継続摂取により食後の血糖値の上昇が緩和する事が分かっています。
オーランチオキトリウム精製オイルのサプリメントなどでペンタデカン酸を補うことで、細胞がスムーズに糖を取り込んで代謝し、血中の糖のバランスが安定することが期待できます。結果として、肌の「糖化」を根本から防ぐ効果が期待できるといえるでしょう。
オーランチオキトリウム精製オイル
● 微細藻類オーランチオキトリウムから得られる、ペンタデカン酸などを豊富に含む機能性オイル
● サラサラ成分で知られるDHA・EPAを含有
● サプリメントなどに配合されている
30代からの美肌づくりは、細胞の工場の立て直しから

Q. ハリを感じなくなってきたら、コラーゲンのサプリメントや美容液で補うのが早いように思ってしまいますが……。
「コラーゲンサプリを飲めば、それがそのまま肌のコラーゲンになる」と思われがちですが、コラーゲンもタンパク質の一種。食べた後は体内で一度アミノ酸やペプチドへと細かく分解(消化)されてから体内に吸収され、細胞に取り込まれた後、「小胞体(しょうほうたい)」と呼ばれる細胞内の器官の中で再びコラーゲンとして合成・処理し直す必要があります。
ですが、加齢や環境変化などさまざまな要因で、小胞体はストレスを受けてパワーダウンの状態に。サプリメントや化粧品で取り入れたコラーゲンは「材料」、それを美肌に貢献できるよう再合成する小胞体は「工場」だと考えると、どんなにせっせと材料だけを運んできても、受け取る工場のパワーが落ちていたら、生かしきることはできません。

近年の研究で、ペンタデカン酸が小胞体(ER)ストレスを緩和し、コラーゲンを含むタンパク質の合成を正常化することがわかっています。
30代以降は、年齢とともに代謝が落ち、小胞体ストレス状態に陥りがちです。まずは、規則正しい生活を送る、バランスの良い食事を意識する、運動をするといった基本を大切に。コラーゲンそのものだけでなく、サプリメントなどでペンタデカン酸を摂取することがコラーゲン生成の力を高めて強い美しさをつくる根本ケアになると言えるでしょう。
【参考】真皮組織の肌強度(6週間後)
サプリメントにオーランチオキトリウム精製オイル(ペンタデカン酸9mg)を配合し、一定期間服用した場合の肌への機能を評価したところ、真皮層のコラーゲン密度の増加、肌保湿、肌の弾力、バリア機能の改善、肌の潤い実感が確認されました。いずれもヒトの試験で確認できています。肌の土台となるコラーゲン産生を高めることは、シワ・たるみの予防、保湿・バリア機能効果が期待できると考えられます。
出典:坪井誠, 阪田泰子, 鈴木直子, 和泉達也. ペンタデシル含有オーラン油配合食品が, 肌弾力に悩みをもつ健常な20歳以上日本人男女の肌機能に及ぼす影響―ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験―. 薬理と治療. 2023;51: 505–520.*この文献データを改変
小胞体(ER)ストレス
●「小胞体(しょうほうたい)」は、細胞の中でタンパク質(コラーゲンなど)を正しく組み立て、機能できる形に処理している細胞内の生産工場
● 紫外線やストレス、加齢、酸化などが原因でこの工場に未完成なタンパク質(不良品)が溜まり、過負荷がかかった状態を「小胞体(ER)ストレス」と呼ぶ
● 小胞体がダメージを受けて不健康になると、良質なコラーゲンをスムーズに作り出すことができなくなる
株式会社シー・アクト
生物活性物質研究所
農学博士・石川英明さん
東京農工大学大学院・連合農学研究科博士課程修了後、同大学にて産学連携研究員、特任助教を歴任。細胞内唯一のタンパク質合成装置であるリボソームに関しての研究に従事。その後、縁あってリファインホールディングス株式会社の子会社である株式会社シー・アクトに入社。化粧品原料および食品原料の研究開発に従事。その中でオーランチオキトリウム由来ペンタデカン酸と出会い、その有効性を見出し、現在もその機能性の拡充に努めている。



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