有機JAS認証取得のお米と桑の実で
サステナブルな発酵原料を開発

<POINT>
○原料は全て有機栽培。岩手県産の有機米、島根県の有機桑の実を使用。
○有機米は岩手県奥州市の休耕田だった土地で栽培。ゴミを出さない循環型の取り組みを推進。
○有機桑の実は20年以上有機栽培を実践し、近隣農地の影響を受けない山間の農地で栽培。
○Beスキンケア、ヘア&ボディケアシリーズに配合するオリジナル発酵原料/(アスペルギルス/サッカロミセス)/(マグワ果実/コメ)発酵粕エキス。

日本古来より受け継がれてきた伝統の発酵・醸造技術
そこに現代のバイオテクノロジーを用いて有機米から、化粧品の原材料やアロマ製品の材料になるエタノールを製造(USDA NOP認証・エコサートCOSMOS認証取得)する株式会社ファーメンステーション(https://fermenstation.co.jp)は、そのサステナブルな取り組みが注目される企業です。

岩手県の有機米に、島根県の有機桑の実を加え、発酵、蒸留。
その蒸留粕に多くの美容効果があることを突き止め、テストを繰り返し製品化を実現しています。

美しい田園風景を取り戻した有機米の栽培

お米は、有機JAS認証を取得した岩手県奥州市の耕作放棄地や休耕田だった土地で栽培されています。
水田の有効活用に加え、休耕田は害虫などの発生源となり近隣の田畑に影響を与えることから、10年ほど前から休耕田を復活させる取り組みが、地元岩手県胆沢町(現奥州市)の事業として、農家さん、町役場の方々とで始まりました。
安心のトレーサビリティを確保できるだけでなく、田園風景を取り戻していく試みでもあります。
有機米エタノールの製造過程でできる発酵粕は、オリジナル発酵原料のような化粧品の原材料や地域の養鶏農家の飼料にするなど、ゴミを出さない地域循環を考えた産業育成につながっています。
2019年より、ラボでは再生可能エネルギーを使用、環境負荷の少ない社会循環型システムを、その始まりと終わりまで構築することを目指しています。

肥沃な大地で有機栽培される桑の実

桑の実は、毎年6月上旬の10〜14日間だけしか収穫できません。
さらに人の手で丁寧に選別された実は、高級フルーツとしても出荷されているものもあります。
オリジナル発酵原料に使われている桑の実は、島根県江津市桜江町に広がる広大な農地で有機栽培された桑から収穫しています。
種をまく2年以上前から農薬や化学合成肥料を使わず、遺伝子組み換えの種は使用しないこと、加工も無添加とするなど、畑づくりから手間隙をかけて有機へのこだわりを貫くファームで育てられています。

有機桑の実に含まれるビタミン類やポリフェノール類は、肌のエイジングケア*効果を高めながら肌を柔らかくさせ、有機米に含まれる、アミノ酸などの美容成分を角質層までしっかり届ける効果が期待できます。
*年齢に応じたお手入れのこと

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