しっかり理解してスキンケアに取り入れたい“オイル美容”とは?

一年を通してみても、湿度が低く乾燥しがちなこの時期。顔のスキンケアは気をつけていても、ボディケアまで手が回らず乾燥が進んでしまった!なんて感じている方もいるのではないでしょうか?そこで今回は肌なじみが良く、保湿力も高いオイルを使った「オイル美容」についてご紹介します。

乾燥とエイジングケア


肌の乾燥は、空気中の水分量の関係はもちろん、日々のストレスや睡眠不足、偏った食生活なども乾燥の原因となります。また、年齢を重ねるごとに肌細胞に貯めておける水分量が減少してくるので乾燥しやすくなります。日ごろから、健康的な生活やこまめな水分補給を意識しながら、肌のお手入れの際に併せてしっかりとした保湿ケアをしていきましょう。

オイルの魅力とは?

そもそも前回ご紹介したクリームとオイルの違いをご存知でしょうか?

クリームは肌表面を包み込み、コーティングしてくれるので肌の水分を蒸発しないよう守る役割があります。オイルは肌内部まで浸透し、肌の内側から保湿する役割があります。しっかりと特性を理解して使い分けることで、より効果的に保湿ケアをしていきましょう。

そして、オイルの魅力はその“肌なじみの良さ”にあります。人の皮脂組織に似ている成分のものが多く、肌の保湿をしながらも皮脂バランスを整えてくれます。

肌の角質層は、細胞がレンガ状に並んでいます。その細胞と細胞の間を細胞間脂質がつなぎのように埋めていて、細胞同士を繋いでいます。

細胞間脂質は油性のものとくっつきやすい性質があるのでオイルとの相性も良く、オイルは細胞の隅々まで浸透し、ともに与えた美容成分も肌の奥まで送り届けてくれます。

また、女性医療クリニック・LUNAグループLUNAメディカルビューティセンターの中村仁美医師もオイルについて次のように述べています。

「抗酸化作用(老化の原因となる体の酸化を防御する作用)の強いオイルが美容と健康に良いオイルと言えるでしょう。」

そこで、オイル美容におすすめのオイルを2つほどご紹介します。

ホホバオイル

アメリカ南西部からメキシコにかけて生息するツゲ科の常緑樹から採取されるオイル。正確にはワックスのような質感で、10℃以上の常温でやわらかく溶けます。保湿力に優れていて、肌をやわらかくする作用があり、抗酸化作用も高い万能オイルといえます。使い勝手の良さからオイル美容初心者の方におすすめです。

アルガンオイル

モロッコ南西部に生息するアルガンツリーの実が原料です。大量の実から少量しか採取できないため希少とされています。成分が皮脂成分に非常に似ているため肌への浸透が良く、保湿力も高いため乾燥肌対策におすすめです。

オイルにも様々な種類があるので、自分の好みのオイルを見つけて取り入れてみてはいかがでしょうか。

効果的なオイル美容の取り入れ方

オイルというと基礎スキンケアの仕上げに使用するイメージが強いですが、様々な取り入れ方があるのをご存知ですか?実はボディケアはもちろん、ヘアケアなど身体全体で使用できます。ここではおすすめのオイル美容をご紹介。

  • ボディケア
  • お風呂上りは肌が乾燥しやすいので、オイルを肌に馴染ませると肌の水分を保湿し、やわらかなハリのある肌になります。

  • 洗顔後の化粧水の浸透を高める
  • オイルは肌に馴染みやすいので、導入液として肌に塗りこむことでより化粧水や美容液の浸透を高めます。

  • 頭皮ケア
  • 頭皮にオイルを馴染ませて、指のはらでゆっくりとマッサージ。そうすることで頭皮に詰まった皮脂汚れが浮いていきます。その後シャンプーで洗い流せば頭皮も爽やかになり、簡易のおうちヘッドスパとなります。

いかがでしたでしょうか?

しっかりオイルの良さを理解して、普段のケアにプラスしていきましょう。

参考:All about https://allabout.co.jp/gm/gc/390034/

【監修】

女性医療クリニック・LUNAグループLUNAメディカルビューティセンター
中村 仁美 医師
‘09年3月北里大学医学部卒業後、慶應大学医学部付属病院 初期臨床研修、聖路加国際病院皮膚科 後期臨床研修を経て、’15年4月に都内美容クリニックに勤務。’16年7月より現在にかけて女性医療クリニックLUNAグループ勤務。皮膚科専門医の観点から、美容治療・スキンケア方法や体内ケアについて提案している。

PAGE TOP